2009年7月15日水曜日

第12週 インターフェイス、スマイルデザイン


前半は山崎先生の講義です。

iphoneを題材に魅力的なインターフェイスについて
優れたインターフェイスを提案するために3つの側面について考える
■身体インターフェイス
端末の持ちやすさ、サイド・ホームボタンの押しやすさ、タッチインターフェイスなど、人間の身体や物理的要素から考えるインターフェイス、人間工学的側面
■認知インターフェイス
アイコンやメニュー構成のわかりやすさ、画面内にある切り替えスイッチやつまみ、ドラムなど「人の想像するイメージ」や「物事をどのように認識しているか」ということから考えるインターフェイス、認知科学、認知工学的側面
■感性インターフェイス
cover flowのアニメーション、フリックやピンチのようなタッチコントロールなど、ユーザーが使っていて楽しくなるインターフェイス

続いてスマイルデザインについて
スマイルデザインを考えるための3つのアプローチ
■センス的アプローチ
学生の時こそ、良いデザインや美術品を見てセンスやアート的な感覚を養わないとダメ、せっかく東京近郊に住んでいるのだからデザイン展やギャラリーなどに行かないともったいない
■分析的アプローチ
何十年も前の作品なのに新しい感覚をもたらしてくれるデザインや美しさを失わない美術品は多くある、過去の作品を分析してデザイン言語やそのロジックを解明する
■論理的アプローチ
人の感性や情動を構造化する

「ユーザーを笑顔にするデザイン」手法の体系化を目指している山崎先生の試み自体がとても珍しいことだそうです。





授業の後半は先生を交えて進捗の確認です。
最終発表も含め、残すところあと3週、最終成果物として何をどのように見せるのかを見据えて作業を進める必要があります。

(TA深井)

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