2009年7月8日水曜日

第11週 多摩美の参考事例

今週は山崎先生がお休みということで、吉橋先生に多摩美情報デザイン学科の生徒の方が卒業制作として取り組んだユーザー中心設計の事例を紹介していただきました。
内容を載せることはできませんが、取り組みの大筋はこの授業と同じです。
デザイン検討の前にフィールドワークなどのユーザー調査を実施し複数のペルソナを作成、
画面インターフェイスのアウトプットへと展開していくものでした。
ペルソナに合わせた画面構成、ユーザビリティを考慮したフローなど、
さすがの完成度で参考になることが多かったと思います。




授業の後半はグループごとに進捗の確認です。
前回のコンセプト発表で得た意見を参考に検討していきます。
いくつかのグループに見られたのが、
「先生に言われたから直した、評価シートに書いてあったから変えた」
ということです。
意見や指摘はもちろん参考にすべきですが、先生や評価シートが正しい保証はないですし、グループの方向性として良いと思ったことは押し進めるべきだと思います。
プレゼン対象の顔色を気にするのも大事かもしれませんが、ペルソナにとっての価値を考えるようにしましょう。
つまり、
「ペルソナとってこの提案は本当に楽しいか、うれしいか、お金を払ってまでやりたいと思うか」です。
さらに授業以外でもペルソナに似た性質を持つ人に提案を説明して評価してもらいましょう。



(TA深井)

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