2009年6月10日水曜日

第8週 5つの提供価値

前週に引き続き、グループごとの話し合いが中心でした。
コンセプト評価の結果を参考にアイデアを一つに絞り込み、「5つの提供価値」を考えます。
提案するシステムやサービスがユーザーに訴求できるポイントをまとめておくことで、コンセプト・方向性をより明確にします。
提供価値をしっかりまとめておくと、プレゼンテーション(初見の人への説明)もラクになります。ほとんどのグループがいままでにない新しいものを提案するので、
「私たちが提案するのはこういうもので、ユーザーにとってはこんな価値があります」
という説明が必然になりますが、箇条書きにしておくと伝えやすいと思います。




全体を見渡すと手を動かさずに頭だけで考えている人が多いようです。
吉橋先生曰く、
世の中には(例えば企業とかには)頭で考える人(皆さんよりも専門的でそれに長けているひと)は「たくさんいる」そうです。
デザイナーの武器は、手を動かしながら(ビジュアルを起こしながら)クリエイティブにモノづくりを進めていけることだと思います。スケッチを描きながら、ペーパープロトタイプを壊しながら、頭で考えるだけでは思いつかない魅力的なモノの提案を目指しましょう。




今回の提供価値を踏まえ、来週までにプロダクトのスチレンモックや画面イメージのラフレンダリングをしてくることが宿題です。

吉橋先生の紹介で、多摩美の情報デザイン学科の授業、
「経験デザイン」ブログのリンクを追加させていただきました。

(TA深井)

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