2009年5月20日水曜日

第5週 中間発表

今週は中間発表としてこれまでの経過を各グループごとにプレゼンテーションしました。
先生方からの講評とともに、評価シートを通して80人の受講者全体から意見を集めることができます。

発表内容は以下(時間は3分)
・テーマ
ユーザー調査概要
インタビュー項目と結果
ユーザー調査のまとめ
ペルソナ
エクスペリエンスシナリオ
想定シナリオ
方向性のまとめ



現段階における各グループのテーマを記しておきます。


課題A 学生にうれしい新しいエンタテーメントの情報デザインの提案
A1 一人暮らしの学生が自宅でストレス発散して楽しくなる提案
A2 忙しい学生が室内で癒しの時間を楽しむ
A3 恋人のいない学生が居酒屋で合コンをして楽しむ
A4 学生が大学周辺で楽しくなれる情報デザイン
A5 買い物する学生
A6 小学校低学年がいきものと触れ合うためのデザイン
A7 小学生の通学を楽しくするもの
A8 学生が家で、いかに楽しく、落ち着けて癒されて過ごすか
A9 一人暮らしを楽しくするツール
A10 学生がどこでも音楽を楽しめるエンターテイメント


A9グループは一人暮らしを楽しくするツールということで自炊をする学生に焦点を当てていました。現場調査をしっかり行っており、資料も見やすくまとめられていました。他のグループも参考にするといいと思います。




課題B スポーツ施設でうれしい情報デザインの提案

B1 犬好きの人がスポーツ施設で一緒にトレーニングを楽しむ
B2 スポーツ施設でコミュニケーションを広げるデザイン
B3 ペットと共に汗を流すスポーツ施設
B4 トレーナーをつけない人がジムで正しいトレーニングを行うためのツール
B5 トレーニングジム初心者の若い女性が通いやすいトレーニングジムを作る


B1グループは人と犬が一緒に楽しむトレーニングということで犬のペルソナを作成していました。犬まで重要な対象ユーザーとして取り上げているところが評価されていたと思います。僕自身も犬のペルソナを見たのは初めてです。





山崎先生から具体的なアイデア展開へ向けての補足のあと、先生方から総評を頂きました。

グループごとに対する講評も含め、以下の2点についての話が中心でした。
■(設定しているペルソナは)本当に提案するものが欲しいか、楽しいか、お金を出してまでやりたいと思うか
■インタビューや観察から得た気付きや発見は何か、シナリオや方向性に生きているか

小林さんはご自身のブログに追加で総評を書いて下さっています。
   →千葉工大情報デザイン論1

先生方と受講者80人分の評価シートは新1号棟6階の山崎研究室にあるので確認するようにして下さい。吉橋先生は評価シートに総評を書いて下さっています



プレゼンについて、設定されていた3分の間に発表を終えたグループはほとんどありませんでした。「最初だからしょうがない」以前に、ほとんどのグループがリハーサルをしてこなかったのではないでしょうか?
山崎先生からも
最初ということで、プレゼンのポイントについていくつか説明がありました。録画したムービも確認して反省を活かすようにしてください。

補足しておきますが、「プレゼンの上手さへの評価」と「発表内容への評価」を混同しないように気を付けてください。
プレゼンがうまくいかないのは最初なので
当然かもしれません、上手いグループを参考に試行錯誤していきましょう。内容については先生方からのアドバイスや評価シートの意見を参考に、修正や追加の調査・観察を行うなどしてください。
内容が評価されたグループも、要検討を言い渡されたグループも、これからの
取り組み次第でどうにでもなります。今回の発表で得たものをしっかり活かしましょう

(TA深井)

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