2009年4月15日水曜日

第2週 グループ分けと八木先生の講義


授業の冒頭にNEXT COOL JAPANというコンペで入賞した修士1年の青木君が作品のプレゼンを行いました。この作品は前年度のこの授業で取り組んだ課題がベースになっています。Flashによる動的な資料を用意していて、聞く人にとってわかりやすいプレゼンだったと思います。表現力の幅をみせつけてもらいました。



次に、15週のあいだ協力して課題に取り組むことになるグループ分けを行いました。

■テーマA 学生にうれしい新しいエンタテーメントの情報デザインの提案
テーマB スポーツ施設でうれしい情報デザインの提案

上記のテーマから1つを選択、前回の宿題だったラフアイデア(対象ユーザー・場所・シーン)をグループ内で各々が発表し、グループの方向性について話し合いました。
5〜6人の構成でテーマAが10グループ、テーマBが5グループでき、それぞれのグループで班長や連絡係などの役割分担を決めました。









山崎先生がランダムに決めたグループ分けに受講者はとまどっていましたが、吉橋先生が的確な先回りで逃げ道を断つので、約80人全員がほぼ初対面同士のグループにもかかわらず活発に話し合いが行われました。





続いて今週から参加していただく元はこだて未来大学教授の八木大彦先生の講義がありました。ご自身の経歴や取り組み、ユーザー調査の手法について話していただきました。僕は去年も聞きましたが相変わらず密度の濃い内容でした。配布した9面のプリントは要点が詰まったスゴい資料なので卒業するまで(卒業した後も)参考にして欲しいと思います。



僕が「ブログを作りました」と報告したら受講者が少し驚いていたのが印象に残りました。
このブログのように授業内容等をインターネットで公開するようなスタイルは本学科を含め色々なところで行われています。在校生や本学科に興味を持つ高校生、企業の方など多くの人を対象に情報を発信しています。

■千葉工業大学デザイン科学科・2008年度情報デザイン論及び演習2
■横浜デジタルアーツ専門学校・情報デザインC

サイドバーのリンクもぜひ見るようにして下さい。講師3名のブログは圧倒的情報量と恐るべき効果半径を誇ります。山崎先生のブログに記事が載ったので、学外どころか国外からもアクセスがあるかもしれません。
5月に開講されるFlash基礎講座ですが、デザイン科学科のwebサイトでは昨年度の成果を「FlashLive」として発表したものを見ることができます。

授業の課題に関する調査でも、インターネットは大いに利用してもらいたいと思いますが、短時間で多くの情報を得られる反面、有効性の薄いものになることが大半なので、頼り過ぎは厳禁です(昔の僕がそうでした)。現状における問題点やユーザーの深い要求を探るためにインタビュー調査・フィールド調査を主体的に行うことが前提になります。

余談(と言うには失礼)ですが、このブログのタイトルでもある「Information Design」をgoogleで検索すると、、、皆さんこの意味を考えるようにしましょう。

(TA深井)

1 件のコメント:

  1. >余談ですが、

    おや、こんなことになっているとは。(笑)
    でも更新終わってるし。(汗)

    返信削除